恒温恒湿室

恒温恒湿室

ホクト便りvol.1

特集:恒温恒湿室

恒温恒湿室一般にはあまり聞きなれない言葉ですね。「環境試験室」と同じ意味で使われることも多いのですが、狭義では「常温常湿室」や「標準室」と呼ばれるものと同じです。いわゆるJISの標準試験に使用され、紙、段ボール、インキ、粘着テープ、ゴム、セメントなどのJIS認定工場には必須のものです。ひねったところでは、香料関係の官能試験室、各地計量検定所でも使われています。業種によって異なりますが、一般的には23℃/50%(精度±1℃、±2%)に超精密コントロールされた部屋です。トリビア的に言うならば、以前は20℃/65%が標準とされていましたが、グローバルスタンダード化のあおりで、多湿の日本より、乾燥した欧米の基準が優先された形です。精密空調のため、高い断熱性能と専用の空調システムが求められます。このため、イニシャルコストも高いのですが、直膨(冷凍機、加湿器、ヒーターの組み合わせで制御する)スタイルのメーカーが多く、ランニングコストが高くつきます。又、加湿器トラブルも頻繁に発生し、メンテナンス対応の煩雑さが問題となることも多い試験室です。

ホクト総研の恒温恒湿室(露点飽和散水システム)

ホクト総研の恒温恒湿室は、ランニングコストが一般品の40%減!、加湿器トラブルが全く無い!が売り。いわば一般のシステムの欠点を覆す方式です。その名も露点飽和散水システム恒温恒湿室。冷却した水を空気に散水し、低温の飽和空気を作り、それを加熱することで、相対湿度をコントロールし…エー一言では充分に説明できませんが、元々エアーワッシャー方式といって、アメリカで開発されたシステムです。日本でも40年近い歴史があるのですが、採用しているメーカーはかなり少ないようです。理由は、23℃/50%のためだけの空調機を作るのが、コスト削減の風潮に合わないからだと思われます。ホクト総研では、特に、地球環境の維持のための省エネルギーに関心のあるユーザー様、メンテナンスコストに困っているお客様に、是非ご検討いただきたいと思っております。お客様のご要望、設置条件に合わせた、オーダーメイドで、設計から設置、ご検収まで、対応させていただいております。

(T/S)