クリーンルーム

クリーンルーム

ホクト便りvol.3

特集:クリーン!? その2

前回、クリーン度のクラスについてお話させていただきました。ただ、求められるクリーン度は、様々な業種によって異なりますので、よほど詳しい方以外は『クリーンルームがほしい!』と叫んでも、どう手をつけてよいのかわからないのが実情ではないでしょうか。そんな時に役立つ考え方の一つが、どのサイズの塵埃にターゲットを絞るかというものです。例えば、基板のピッチが1μmならば、そのサイズ以上のゴミはショートの原因になり不良品の元です。液晶の画面では、光を当てたときに黒い点や歪みが見えたらアウト。この場合、ターゲットとなるのはおよそ10μm以上の埃。時計やカメラの組立工程では、ターゲットはさらに大きくなるでしょうし、髪の毛や、はっきり目に見えるサイズのゴミが問題となる業種もあります。お客様が、どんな問題を解決しようとされているかをしっかり?むのが、クリーンルーム営業の第一歩です。その他にも、クリーンルーム内での機器発熱量、強制排気の有無、人や物の動線、風の流れ、フィルターの位置、人員の数、温湿度条件、設置スペース等々々々…。あらゆる条件を検証して、クリーンルームは徐々にその形を現してゆきます。同じクリーンルームは一つとして存在しない!まさにオーダーメイドの世界です。……とすれば、様々なご提案ができるメーカーが、より頼りになるという事では?!

ホクト総研のクリーンルーム(例えば裏技紹介)

クリーンルームは欲しいけれど、パネルで組むスペースが無いし、天井も低い。クラス10,000〜100,000の簡易型でいいのだが。とお悩みのお客様にご提案。既設の部屋を、クリーンルームにしてしまうのはどうでしょうか。天井ですが、ジプトンのような凸凹は、クリーンルームにはもってのほか。プラスターボードを貼って、その上から、クリーンルーム用防塵クロスを貼ります。壁も、今貼ってある壁紙では問題有りとすれば、剥がして、下地処理の後、防塵クロスに取り替えます。床は、長尺塩ビシートを貼って、埃の溜まりにくい、平滑な仕上がりにします。サッシの窓は、コーキングやテープで完全に塞ぎ、その他の隙間も、シーリングして、密閉度を上げます。ここまですれば、簡易クリーンルーム用の部屋のできあがり。エアーシャワーでも設置すれば立派なものです。既設の部屋のスペースが、ほぼいっぱいに使えて、パネルで作るよりまず安い。いかがでしょうか?ファシリティーの専門家、ホクト総研ならではのご提案!!意外と役立つホクトです。

(T/S)