精密空調

精密空調

ホクト便りvol.4

特集:精密空調…温度と湿度

ホクト総研では、「環境試験室」や「恒温恒湿室」に代表される精密空調システムを扱っています。今回は、その“精密な世界”の一端を垣間見ていただきます。まず、なにをもって精密というのか?これは全くもって“精密(?)”には決まっていません。ホクトでは分布精度で温度±1℃、湿度±2%を標準としています。分布精度とは、室内のどの場所でもその精度でコントロールされているということです(JTM規格準拠)。これに対して定点精度があり、これは決められた1点(一般的にセンサー部)でコントロールされていればよいというものです。 非常に見難くてすみませんが、左の図を見たことがある人は、多いかもしれません。「湿り空気線図」です。空調に携わる人間には、入門でありまた結論であるような、避けて通れない図です。この図の見方をマスターすると、いろんなことがわかります。例えば、問@25℃−80%と30℃−60%では、どちらのほうが水分が多いか?…答えは《同じ》。絶対湿度が同じためです。では、問A23℃−50%の空気、水分量はそのままで温度だけ24℃に上がったら、相対湿度は何%になるのか?…答えは47%。1℃変化すると3%も変わってしまうのです。まず、温度を完全に制御しないと、湿度のコントロールは不可能だということを示しています。最後に問B23度−50%の室内では、何℃のビールをグラスに注ぐと、表面が結露するのか?…答えは11℃です。ビールは8℃位が旨いらしいですが、8℃のビールでも23℃で35%以下の湿度なら、結露しません。エ〜、大分脱線いたしましたが、水と空気の摂理こそ、精密空調の原点なり!と申し上げたかった次第。

ホクト総研の精密空調

定点精度で±0.1℃−±1%なら、自信を持ってお引き受けいたします。エッ!それ以上ですか!?…できないとは決して申しません。ご一緒に相談しつつ、作り上げてゆきましょう。それがホクト総研の方針です。できれば冷えたビールでも飲みながら…。

(T/S)