保護安全対策
- 漏電遮断機
万が一漏電した場合は、主電源を落として通電をストップします。 - 温度異常安全装置
室内と空調機上部にサーモスタットを設け、温度が設定値以上に上昇する異常時には、装置を全停止させ異常ランプとブザーで警報を出します。 - 温度ヒューズ
ヒーターのコントロールに異常をきたし、ヒーター部が過熱した場合、温度ヒューズが溶断しヒーターへの加熱を遮断します。 - ファンのインターロック
ファンが異常で止まって風が出ないときは、安全のため装置を停止させます。 - ファンのオフディレタイマー
空調機の停止後約1分間ファンのみを残留運転し、ヒーターの余熱を冷ましてから停止いたします。 - 多湿防止機能
水温が高い時に運転しますと湿度が高くなり、結露が発生しやすくなります。一定水温以上ではポンプを停止させ多湿状態を防ぎます。 - フロートスイッチ
冷却水槽内の水位を検知し、水量が少なくなった時ポンプの空運転を防止します。
1次側工事
恒温恒湿室(標準試験室)の設置工事の際には、貴社の工場や施設に大きな影響を与えないため・施設内の工事仕様を統一するため等で、次の1次側工事をお願いしております。
尚、ご要望があれば1次側工事も弊社で受け賜ります。
- 動力電気工事
空調機・冷凍機等は全て、200V三相電源で動きます。仕様等のお打合せ時に動力容量を確定いたしますので、制御盤までの引込み工事をお願い致します。 - 電灯電気工事
照明・室内コンセント用に、100V単相の家庭用電源の分電盤(弊社で用意)までの引込み工事をお願い致します。容量が多い場合には200V/100V単相三線式でお願いする場合もあります。 - 給排水配管工事
給水配管は15Aバルブ止め、排水配管は40Φ以上で床上に、それぞれ空調機近くまでの配管工事をお願い致します。
恒温恒湿室の設置場所と同時に屋外冷凍機の設置場所もご考慮下さい。